地面が濡れる程の雨。5ヶ月ぶりかな。
最近知己を得た日本人実務家とランチ。ホテル・デュラントのカフェで優雅に。となると昼酒、と思ったが、原稿があるのでやめておいた。ロースクールに戻って原稿書き。
夕方、「我々はオーランドから何を学んだか」と題したシンポジウムを傍聴。パネラーの一人は、ムスリムでゲイ。オーランドの事件で、アイデンティティが裂かれる経験をした(加害者側と見られたり、被害者側と見られたりしたという)とし、同じ経験の例として 第二次大戦中の日系アメリカ人の経験に言及。関連する質疑の中では、フロアから、ゲイのアフリカ系が、同性婚判決に際し報道で白人のゲイばかりがインタビューされていたという経験を紹介(曰く、多様なアイデンティティが混在することになり情報が多すぎると思われたのではないか、と)*1。他のパネラーは、オーランドの銃撃事件後にコメントを求められたが、自らは研究者であってデータが少ない段階で答える立場にないため戸惑った経験を紹介。オーランドは、移民、人種、宗教、性的マイノリティ、銃と多様な切り口のある問題で、盛りだくさんであった。
夕食は先日買った焼きそば。こういうのがたまに恋しくなる。
*1:「オバマが大統領になったときに、会う人会う人に祝福された、親戚でもないのに」とも。