午前中は講義を聴講。本日のお題は、過剰収容と(比較法的にみて)過大とされる量刑。スリー・ストライク・アウト法が話の柱の一つとされていた。
授業後はvisiting scholarのフォーラムに出席。授業やフォーラムの前後に、事務方巡り。コロンビア大学でもIDカードがキーになっており、本来、あちこちの建物のドアを開錠できる。ところが、設定がおかしいようでどのドアも開けられずにいた。数日前にロースクールの担当者にメールを出したがなしのつぶてだったため、担当部署と思われるところを巡回。まずは ID Cener (IDカードを発行した部署)へ。ここで「ローライブラリー」にあるPublic Security Officeへ行くように指示された。「カードキーの設定はロースクールだけの問題でもないだろうに、ロースクールの図書館の中にあるなんて変だな」と思いつつ同オフィス探すも、発見できず。ロースクールの事務室でオフィスの場所を訊ねると、「ローライブラリーとロースクールは別のビル。ここからの道順は……」と教えられた(とても丁寧で親切)。そういえば、コロンビア大学には "Low Library" があるのであった(以下の写真の建物)*1。Low Library内にある前記オフィスでIDカードの設定を変更するよう依頼したが、「責任者の許可がないと設定を変えることはできない」とのこと。責任者のメールアドレスを聞き出し、メール。数時間しても反応がないので責任者のオフィスへ。「今日はすごく忙しくて返信できてないけど、必ずやるから」との言質を取り、学内のカフェで一服。押しかけてみるもので、ほどなく設定が終わったとのメールあり。たしかに開錠できることを確認し、事務方巡り終了。メチャクチャ語でなんとかする力が伸びている。
昨日訪れた "Fearless Girl" は雄牛の像 ("Charging Bull") と向かい合うかたちで最近置かれたが、雄牛像の作者が権利侵害であると訴えている。
これに対する市長の反応もすごい。
Men who don’t like women taking up space are exactly why we need the Fearless Girl. https://t.co/D2OZl4ituJ
— Bill de Blasio (@NYCMayor) April 12, 2017
*1:バークレーで通っていた英語学校で、"law" の発音を矯正されたが適当に誤魔化していたツケが回ってきた。"law" と "low" は発音が違うが、発音し分けられていなかったので、聴き分けることもできなかった。