ちょっと必要が生じ、ここ数日、自分の業績一覧を英訳していた。本日ようやっと最終チェックまで完了。ふう、疲れた。今回使用して便利だったツールを以下にメモ。備忘のため、先のエントリとの重複を避けずに。
○法務省によるデータベース
公定訳ではないと注記されているが、アメリカ法にない概念等を翻訳する場合等に参考になる。
○英米法辞典
ご存知英米法辞典。
○英米法辞典(電子版)
電子版もある。 全文検索できるので、紙媒体よりも使用しやすい面も。
○英米法律語辞典
英米法律語辞典 Koyama's Dictionary of Anglo-American Legal Terminology
- 作者: 小山貞夫
- 出版社/メーカー: 研究社
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○英米法律語辞典(電子版)
こちらも電子版あり。
○CiNii
CiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所
同業者が論文に欧文タイトルを付している場合があり(紀要に多い)、参考になる(刑法はドイツ語訳が出てくる場合が多いが)。
○いわゆるブルー・ブック
アメリカにおける法律文献・判例*1引用のデファクト・スタンダード。異なる引用方法を提唱する動きもあるが(以下参照)、ブルー・ブックに従っておけば、少なくとも当面は「明白に間違い」ということにはならないであろう。各国の文献等を英語で引用する方法についても詳細な説明がある。
(参考)ブルー・ブックと異なるスタンダードを目指す動き。
An Open and Compatible Implementation of A Uniform System of Citation (PDF)
○辞書サイト
今回に限ったことではないが、複数の辞書を串刺し検索できるので大変便利。
通勤途中にひまわり。あまり季節感がない土地だが、夏を感じる。
*1:アメリカ風には、「判例・文献」か。