独立記念日の休日。EPSNがニューヨーク・コニーアイランドでのホットドッグ大食い大会を放送している。今年は100回目の大会だとか。
女子の部は日系人(日本人?)が優勝。
少し古いが、大会に批判的な記事も。この記事は小林尊がこの大会を離脱した経緯についても触れている。
小林尊は、「初めはアスリート同士の戦いであって国と国との戦いではなかったのに、主宰者はアメリカ対日本として売り始めた。それは私の望んだことではなかった」、と。
こちらにもインタビュー記事。
"FRee Kobi / Let Me Eat" (「小林に自由を/俺に喰わせろ」といったところか)。Blogには、今日の夕方ブルックリンでホットドッグを食べるパフォーマンスを行う、とも。
当地では独立記念日のイベントをマリーナで行うというので、バスに乗って見に行った。こじんまりしたマリーナに、小さなステージにバンドが出たり、屋台が出たり、小さな電車が走ったり。のどか。写真を取り損なったが「7月4日はアルコールと花火禁止。ゼロ・トレランス」との標識があちこちに出ていた*1。バンドは空軍(US Air Force Band of the Golden West)。
子供向けの遊具。
働かされる馬(馬車馬のように)。7ドル。「1度払ったら返金しない」との張り紙あり。子供が怖くなって途中でやめても返金しませんよ、ということかしら。
踊る海賊や自由の女神も。
花火もあるがスタートが遅い(21時30分)ので会場で見るのは諦め帰宅。帰路、バスの中で、語学大好きおばさんが他所の子をつかまえてずっと世界各国の言語について演説しており、いろいろすごかった。おばさんはバスに乗ってくるなり、親子の会話に割って入り、「○○っていう単語を使ってたけど、あなたたち、アイリッシュ?」と。これに男の子が「そうだよ、僕はアメリカ生まれだけど」と答えると、あとはおばさんの独壇場。「そうよね、あなたたちの発音もそうだと思ったの。語学はよく勉強するべきよ。私の帽子を見て、変わった文字が書いてあるでしょう。これはタイ語なの。タイ語は世界で一番難しい言語の一つとされているけど、私はアジアの言葉のなかで一番好き。タイ語でハローは『サワディー』だけど女性が言うときは『サワディーカー』、あなたが言うときは『サワディークラップ』。面白いでしょ。子供の頃は複数の言語を覚えやすいから、ビデオゲームなんかしないでよく勉強してね。アジアといえばJポップとかKポップとか云々かんぬん。そういえばシャンソンってあるけど、うちの夫はシャンソンが大嫌いなの……」*2。男の子が相づちを入れる隙間もないくらいずーーーーっと、演説。平野レミが息継ぎなしで話し続けるところを想像すればだいたいあってる。いやー、すごかった。よくあんなに次々言葉が出てくる。男の子のお父さんは、スイッチを切って我関せず、という顔だったなあ。家に着く頃には、マリーナのことよりもおばさんのことで頭がいっぱい。