地下鉄内で掲げられていたポスター。「その賄賂、罠ですよ」。
昨日読み終わった資料と読みながら作ったメモを図書館でざっと読み直し、今後の調査の方向性を決めた。さて、やることたくさんあるな。
クイーンズのギャングだった男性が、コロンビア大学大学院を修了したとのニュース。いわく、「意思あるところに道は通ずる」(When there’s a will, there’s a way)。
コミー更迭事件については、ウォータゲート事件と比較する報道が多く存するほか、New York Timesによる「コミーは、司法省に対してロシア疑惑捜査のためにもっとリソースを割くよう要求した翌日に更迭された」とのスクープも。上院でのオバマケア見直し法案の審議も厳しい状況にある中で、トランプ政権は前途多難のご様子。
Dig Innで昼食を食べてから、大学で資料読み。ここしばらく取り組んでいたものを読み終えた。明日、ざっと見直したら、次の資料に取りかかろう。
夕方から、CNNはコミーFBI長官が解任されたニュースで持ちきり。
司法副長官の書簡を根拠として「昨年6月にコミーが、ヒラリー・クリントンのメール疑惑について犯罪の証拠はないと表明したことが問題とされた」と報じられているが、トランプが、コミーに宛てた書簡の中で「自身（トランプ）が捜査の対象でないことを知らせてくれて感謝する」と述べていることと平仄が合わない気もする（トランプとしては、コミーがトランプに知らせたことも批難すべきなのではないか）。また、記憶違いでなければ、数日前には、トランプは演説で「コミーはよくやっている」と述べていた。なにより、昨年6月に「問題を起こした」人物を、トランプ政権でも100日以上要職に置いていたことになる。無茶してでもコミーを解任したい事情があるんだろうなあと勘ぐらざるを得ない。そしてそれはきっと、FBIが捜査を続けている、トランプ陣営とロシアとの繋がりに関係あるんだろうなあ。法執行機関の政治的独立性と身分保障の重要性を思わされる出来事である。
滞在中にはついにオープンすることがなかったバークレーの一風堂。6月2日にオープンするとアナウンスしたそうだが、今回は、はたして……。
そんなバークレーの皆さんには申し訳ないが(?)、72丁目で途中下車してラーメンを食べてから、大学へ。2002年留学当時と異なり、今のニューヨークにはまともなラーメン屋がたくさんある。
大学で資料読みの続き。明日あたりには読み終わるだろう。総花的なものだが、得るところが多かった。この関係の調査を続けて、形にしたい。
ラップトップ用のスタンドを導入。画面の位置を高くできるので、下を向かなくてよく、首が楽（キーボードは、Blutooth接続で外づけのものを使っている）。もっと早く導入すれば良かった。
東芝ライブラリーの一角。法律用語対訳集とは、渋いものを持っている。
卒業式間近。
