2016年4月からの受入れ先は、UC Berkeleyとなりました。
受入れ大学への申請からビザが発付されるまでの大まかな流れは以下の通りでした。
(1) UC Berkeleyへの申請
以下のサイトの指示に従って、必要な書類を作成し申請しました(すべてインターネットを介して)。2015年度は9月1日〆切。私の場合は、たしか7月中に申請したように記憶しています。
(2)受入れの通知からビザ申請のための書類が届くまで
数週間で受入れ通知がありました。
ここから、先方との書類のやりとりが始まります。
指示された書類を整えてスキャンしてインターネットを介して送信したり、あるいは指示された情報を専用のサイトに入力したりします。単純な作業ですが、勤務校に数種類の書類を発行して貰う必要もあり(在職証明や、留学中に受け取るであろう給与の額を証する書類等)、それなりに時間と手間がかかります。
提出した書類に不備がなければ、まもなく、ビザ申請に必要な書類(DS-2019)が届きます。
(3)ビザ申請からビザが届くまで
ビザの申請は、おおまかにいって、申請書の作成(オンライン。米国ビザ申請 | ホーム - 日本 (日本語)から)、手数料の支払い(オンラインで、事前に)、面接の予約、面接、といった手順で行われます。
私の場合はJ-1ビザ(訪問研究者ビザ。家族はJ-2ビザ)なので、面接は極めて簡単でしたが*1、申請書の作成は質問項目も多く、時間もかかります。正直言って面倒ですし、2/3ほど入力したところでうっかりキーボードの「Back Space」を押して前のページに戻ってしまい、それまでの入力結果が全て消えるという悲劇もありました*2*3。
最大の難関である申請書作成を無事クリアすれば、あとは面接だけです。Jビザの場合はこれは、前記のとおり簡単。面接当日は、やたら待ち時間が多いしスマートフォンは持ち込めないので(入口で預ける)、本を持っていくというのが最大のミッションです。
そうそう、一つ慌てたことと言えば、面接前夜になって戸籍謄本が必要ということに気づき(J-2ビザ申請の補助書類として。J-1申請者である私と家族との関係を証明するため)、戸籍謄本は当日朝一で管轄の役所で発付を受けることとし、前夜にその翻訳を準備した、ということがありました。以前に留学した際は独身だった上、申請書の作成等は業者に依頼していたので、盲点でした。
面接の結果はその場で分かり、申請が認められれば後日ビザを貼付したパスポート等が送付されます(ご丁寧に私と家族のものが別のレターパックで来ましたよ。)。私の場合は、約10日で届きました。