全米オープン観戦2日目である昨夜のお目当てはフェデラー。1回戦、2回戦ともフルセットとやや苦労していたが、この日は完勝。圧倒的な強さでストレート勝ちし、3回戦を通過した。しかし、この日は雨と長い試合で、フェデラー対ロペス観戦まではなかなか大変だった。
昨日の往復は、ペン・ステーションから、LIRR (ロングアイランド鉄道; Long Island Rail Road) で。ペン・ステーションの自動販売機で全米オープン最寄り駅(Mets-Willets Point)までの往復のチケットを購入し*1、発車する番線が決まるのを待つ(こちらではよくあることだが、直前まで番線が決まらない)。地下鉄に比べると少し高いが(地下鉄なら2.25ドル*2、LIRRはオフ・ピーク時6.25ドル*3)、乗ってしまえば16分と速いし、地下鉄ほど混雑しないので楽。
車内はこんな感じ。
到着時曇り。肌寒い。まずはロシアのルブレフとボスニア・ヘルツェゴビナのズムルによる男子シングルス3回戦を観戦。
昨日のエントリでも触れたが、試合を観ずに、となりの練習コートで行われていたフェデラーの練習を観る人も多く、選手には気の毒であった。
さらに気の毒なのは試合途中で降り始めた雨。気温も下がり、足もとも悪い。ズムルは負けていたこともあってずっとイライラしており、途中で「コートが滑る」と主張して勝手にベンチに座り込んでしまった。
続いて、同じコートにマルチナ・ヒンギス/ジェイミー・マレー組登場。ヒンギスは雨の降る中、終始笑顔。なにがそんなに楽しいのだろうと思うくらい。
相手の選手に用意された傘は壊れている。
ヒンギス/マレー組がリードしていたが、途中で降雨中断。決着は今日に持ち越された。
この延期により、本日ヒンギスは女子ダブルス3回戦と混合ダブルス2回戦の2試合を戦うことになる。
アーサー・アッシュ・スタジアムには屋根があるが、我々のチケットでは夜の試合が始まるまで同スタジアムへ入れない。雨が強くなってきたので、屋根のあるところにいったん避難。
昨日は、アーサー・アッシュ・スタジアムでの昼の試合は、女子3回戦が2試合ともフルセット、男子3回戦・ナダル対マイエルが4セットと、いずれも長かった。もともとは午後7時から入場できる予定だったが、いつまでたっても入れない。スタジアム前のモニターで試合を観ながら待つ。それにしても、雨宿りしていたあたりには、ナダルのプレーに一喜一憂するスペイン語話者が多かったなあ。
ナダルの試合が終わったのが午後8時30分過ぎ。強まる雨に降られながら入場しようとする群衆。我々のこの中にいた。
ようやっと座席にたどり着いたのは午後9時50分ころ。既に試合が始まっていた。
この日はもちろん開閉式の屋根が閉じられている。
ジャスティン・ティンバーレイクも観戦。
フェデラー対ロペスが終わったのが午後11時40分ころ。この後、女子シングルス3回戦(キーズ対ベスニナ)があるが離脱。帰宅してテレビをつけるとまだ試合をしていた。結局、午前1時45分まで戦っていた。
1:45am finish for @Madison_Keys as she defeats Vesnina to reach R4!
— US Open Tennis (@usopen) 2017年9月3日
She now holds the record for the 2 latest finishes at the #USOpen. pic.twitter.com/S4WwQOe2pC
今夜も全米オープン観戦。ただ、本日も雨でこのエントリを書いている正午現在では、屋根のあるアーサー・アッシュ・スタジアムでの試合しか始まっていない。屋外の試合は観られないかもしれないな。