バークレーでの暮らし/ニューヨークでの暮らしについて、極私的メモ。
【交通手段】
○バークレー
- 鉄道(BART)あるいはバスが便利な場所に住むなら自動車は不要。
- もっとも、ニューヨークに比べると、鉄道網は貧弱。
- 流しのタクシーは見かけない。ダウンタウン・バークレー駅の近くで客待ちしているタクシーは少なくない。
- 自転車通勤/通学する人も多いが、UCバークレーのキャンパスはなかなかの坂道。特にロー・スクールやビジネス・スクールはキャンパス内の最も高いところにあるため、軽い自転車がオススメ。
○ニューヨーク
- ニューヨークは地下鉄、バス網が発達しており、市内に住むなら自動車は不要。
- 市内の地下鉄、バスは、都度利用2.75ドルのほか、30日間乗り放題等の購入方法もある(2017年7月現在、30日間乗り放題121ドル)。
- 流しのタクシーが非常に多い。
○共通
- いずれの街でも、UBER、Lyft等の車が多く走っており、自家用車を持たず必要に応じこれらを利用する手もある。
【銀行】
○バークレー
- ユニオン・バンクを利用するのも一案。
- ユニオン・バンクは三菱東京UFJ銀行系で日本国内から口座を開設できるため、留学後に口座開設に手間取る心配がない。
- UCバークレー近くに支店あり。
○ニューヨーク
- ユニオン・バンクの個人向けサービスは東海岸には存在しない。
- とはいえ、日常生活ではほぼキャッシュを使わないので、不便さをほとんど感じない。
- SMBC信託銀行がシティ・バンクと提携しているため、前者の口座から後者のATMを通じてキャッシュを引き出すことができる。同種のサービスは他の(日本の)銀行も行っているのではないか。
○共通
- 多くの場合、米国の銀行に口座を持つ必要がある。クレジットカードで家賃を支払えるアパートメントや光熱費等のサービスも増えているが、チェックでの支払を求められる場合もあるため。
【クレジット・カード】
- 米国銀行と提携しているカードのほか、ANA USA、JAL USAのカードを利用する日本人を多く見かける。
- 前者はほとんどの手続を日本国内で完了できるため、現地について慌てることがなく便利。ただし、カードの受け取りは米国内に住所を得る等してから、米国内で(後者については不知)。
【携帯電話】
- SIMフリー端末があれば、米国でSIMだけ購入するのが便利。
- 日本にいるうちに契約し、米国で使用できるSIMを送ってもらうこともできる。
【日系スーパー】
○バークレー
- 東京フィッシュ・マーケットでほとんどのものが手に入る。UCバークレー近くからは、UCヴィレッジ行きのバスがある。
- UCバークレー近くのテレグラフ・アヴェニューにダイソーあり。雑貨のほか、ふりかけやインスタント・ラーメンが安く手に入る。
- 野菜や茸等が充実しているのは、モントレー・マーケット。
- (日系ではないが)薄切り肉が手に入るのは、オークランドのコリアナ・プラザ。
○ニューヨーク
- ダイソーはない(不便;ちょっとした雑貨やふりかけ、インスタント・ラーメン等が安い値段では手に入らない)。
- Dainobu、Sunrise Mart、Midoriya等、多くの店舗がある。
- (スーパーではないが)きちんとしたラーメン屋や寿司屋、惣菜屋等もあり、日本と同じ食生活が(値段はともかく)送れる。
○共通
- いずれにおいても健康志向が強いためか、日系スーパーの客は日本人に限られない(特にバークレーにおいてその傾向が強い)。
【夜遊び】
○バークレー
- 多くの店は午後11時までには閉まってしまう。
- 夜間や休暇中の学内は危険。また、大学近くでも事件が多い。
○ニューヨーク
- 地下鉄は24時間運行(ただし、本数が減る等、日中ほど便利ではない)。
○共通
- 通りが1本違うだけで、街の表情(≒治安)が変わる。夜遊びするなら、明るく人通りの多い道を通って帰宅できるルートを確保する、帰りはタクシーやUBER等を利用する等の安全策を講ずるべし。
【家具】
- 家具はレンタルのみならず、購入も現実的な方法。自動車を持たない場合、販売店で配送を依頼することや、Amazonでの購入(テーブル、マットレス、本棚等も扱っている)も選択肢。
- 家具を購入した場合、退去時の処分方法を考える必要があるが、アパートメントによっては管理会社に処分を依頼できる場合もあるほか、Goodwill等のリサイクル・ショップに寄付等するのも一方法。