午前中、講義を傍聴。本日が実質的には最終回、次回は質問を受ける時間になるそうだ。
昼食をsweet greenで、と思ったら、「今日はガスコンロの故障で休み」との貼り紙。
移動時間を利用して、読みかけになっていた矢口洪一『最高裁判所とともに』読了。 座談会(矢口、安原美穂、三ヶ月章によるもの)における臨時司法制度調査会を巡る発言がいずれも興味深い。
夜はアスター・プレイスのJoe's Pubへ。
本日はチャラン・ポ・ランタンが出演(ゲストはAlicia Svigals。この人のバイオリンもかっこよかったなあ。数曲に登場)。ずっと観たいと思っていたが、思い出のある小屋(2002年留学時に矢野顕子のトリオをここで3回観た)で初参戦。チャラン・ポ・ランタンは、2015年以来、2回目のニューヨークでのコンサートだそうだ。大入りの客のうちアジア系は2~3割といったところだろうか。MCは日本語・英語混じりだったが、歌は日本語のものが大半(一部、日本語の歌詞で歌い始めて途中から原曲の歌詞になったものや、ヘブライ語の曲(Hava Nagila)、言葉ではないものも(Mario Bros.))にもかかわらず、非アジア系の客も拍手喝采、大変な盛り上がり。日本語が分かるのだろうか。あるいは、陳腐だが、「音楽は言葉の壁を越える」を実証したというべきか。
「上を向いて歩こう」と「デイ・ドリーム・ビリーバー」は清志郎を思い出させる選曲であった(後者が、日本語の歌詞で歌い始めて途中から原曲の歌詞になったもの」。大半が清志郎の歌詞で、最後のサビが原曲の英語詞)。
Vo.とアコーディオンというシンプルな構成で、こんなにパワフルで圧倒的なショーができるというのは、本当にすごい。小春がコーラスをしながらアコーディオンを弾き聴衆と対峙する(それはまさに「対峙する」)が強く印象に残った。また是非観たい。