休暇4日目。旅にも出ずにこれだけまとまった休みを取るのは久しぶりで、少し戸惑っている。
CNNは朝から、キャリー・フィッシャーの訃報と安倍・オバマのパール・ハーバー訪問を繰り返し報じていた。当地でDVDでスター・ウォーズを繰り返し観ていたことや、ローグ・ワンを先日観たこともあって、「レイア姫」の早すぎる死はとても淋しい。
ハリウッドからの中継では、背後にダース・ヴェイダーとストーム・トルーパー。
白玉でみたらし団子を作ったり、米麹で甘酒を作ったり、読書をしたり。
読んでいるのは、坂上香『ライファーズ――罪に向き合う』(2012年、みすず書房)。映画「ライファーズ」の監督である著者によるドキュメント。アリゾナ州に本拠地のある民間の更生団体「アミティ」の活動を切り口とし、全米各地の刑務所における重い刑を犯した受刑者*1が罪と向き合う様、あるいは、受刑者が罪を犯すに至るまでに受けた被害と向き合う様*2、それらによって人間として成長する様を描く作品。映画版「ライファーズ」が島根あさひ社会復帰促進センターでの同様の試みに繋がったことも言及されている。
「ライファーズ」は米国の刑務所を舞台としているが、同監督による日本の刑務所についての映画が制作中。こちらも是非観たい。