日曜日。家事の一日。
買い物へ行く道すがら。"Anti-Racist Zone" はここだけでなく全米で、と願う(この板の向こう側では、一風堂の開店準備が進んでいる。1月2日オープン予定)。
本日も、ロースクール教員の奥さんが道で知らない男から「自国へ帰れ」と怒鳴られたという話(お二人ともアメリカ人である)や、スタンフォードでも同様のことがあるという話に接した。人種/宗教/格差/ジェンダー……と人びとの間には様々な溝が生じ得るが、米国社会でこの溝を埋めていた/この溝を覆い隠していたものが、失われたように感じる。繰り返すが、バークレーですらこのようなことがある。他の地域はいったいどうなっているのだろう。写真は数日前に大学で拾ったチラシ。
Today in Berkeley, CA, an unknown man drove past my wife and yelled at her to go back to her country. Let me clarify: We are in our country.
— Tejas N. Narechania (@tnarecha) 2016年11月11日
シカゴでは「トランプに投票しただろう」と叫びながら襲われた人も。立場の如何を問わず、人びとの沸点が非常に低くなっている。
昨夜も各地でデモ。このあたりでは、バークレーから出発したデモの一部がオークランドのデモと合流したようだ。smoke bombが用いられたという情報もあったが、総じて平和的なものだった様子。
ポートランドは荒れている。銃撃事件もあった。
UCシステム*1としての声明。多様性を支持する、というもの。心強く思う。
www.universityofcalifornia.edu
*1:UCバークレーやUCLAは、それぞれ独立の大学組織だが、いずれもUCシステムに属する。